カテゴリ:BOOKS( 180 )
「大きくなる日」 佐川光晴 
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4人家族 横山家の歩みを中心に、人生の小さな転機の日々を描く9つの短編集


登場人物がそれぞれに魅力的で、どのお話も心にしみる。
特に保育士の星野先生がいい。
私もこんなふうに子ども達に接することが出来ていたかな…
年をとると涙腺って弱くなるらしいと聞いてなるほど~と納得!
基本読書は通勤電車の中。
何度も鼻の付け根がツ~ンとして、ホントやばかった。
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by akimaru21 | 2016-08-30 05:15 | BOOKS
林 真理子 『もっと塩味を!』
和歌山から東京、三浦半島、そして…パリへ。
妻として、母としての平穏な暮らしを捨て、めくるめくフランス料理の世界に身を投じ、全力で駆け抜けた苦難と冒険の日々。夢に生き、愛憎の果てに散った、短くも激しい天性の味覚を持つある女の生涯。

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わくわくするようなお料理の美味しそうな描写に、
食いしん坊の私はフレンチが食べたくてたまらなくなり、
思わずフレンチのお店に予約を要れちゃいました(苦笑)

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by akimaru21 | 2011-10-19 14:31 | BOOKS
東野圭吾 『プラチナデータ』
犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操るDNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。犯人はこの世に存在しないのか?時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。現場に残された毛髪から解析された結果は…「RYUHEI KAGURA 適合率99.99%」。犯人は、神楽自身であることを示していた―。確信は疑念に、追う者は追われる者に。すべての謎は、DNAが解決する。数々の名作を生み出してきた著者が、究極の謎「人間の心」に迫る。
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髪の毛1本のDNA分析から、性別、年齢、血液型、身長、加えてかなり精緻な犯人の容貌までを特定することができる、画期的なプロファイリングシステムがリリースされた、という設定の小説。そう遠くない将来、本当にこんなシステムが開発されてしまうのでしょうか?
それにしてもとてつもないことを思いつきますね~作家さんってすごいっ!
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by akimaru21 | 2011-10-12 08:26 | BOOKS
沼田まほかる 『ユリゴコロ』
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亮介が実家で偶然見つけた「ユリゴコロ」と名付けられたノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。創作なのか、あるいは事実に基づく手記なのか。そして書いたのは誰なのか。謎のノートは亮介の人生を一変させる驚愕の事実を孕んでいた。圧倒的な筆力に身も心も絡めとられてしまう究極の恋愛ミステリー!

あまりの衝撃的な内容に気分が悪くなってしまいましたが、
意外な展開のラストにやられました。
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by akimaru21 | 2011-10-05 16:21 | BOOKS
ニッポン・ビューティ ~本物の女たちの 美しい生き方~


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日本を代表する各界の一流の女たち20人の、熱いインタビュー集。
人生、仕事、家族、人間関係…悩んだときに、あなたを助けてくれる言葉がこの中に詰まっているはず。“Around 80”の底力満載。


一流の女たち20人とは、堀文子、相馬雪香、朝倉摂、春日とよせい吉、瀬戸内寂聴、尾中千草、吉沢久子、斎藤公子、三木睦子、高野悦子、佐藤初女、黒柳徹子、森英恵、季羽倭文子、暉峻淑子、田辺聖子、森岡まさ子、小泉清子、福田みどり、渡辺和子。

アラ30、アラ40どころではない、アラ80ですよ!
とにかく皆さんホントにパワフルでいらっしゃる!

大変な時代を生きてこられた彼女たちの言葉には重みがある。
皆さんそれぞれに成功された方ばかりですが、その長い人生にはたくさんの苦労もされているはず。なのにそんなことはおくびにも出さず、何でもなかったかのように淡々と語っていらしゃるところがまたすごい。

冒頭の紹介文にもあるように、いつも手元に置いて悩んだ時、迷った時に何かヒントを、そしてパワーをもらいたい・・・私にとってそんな大切な一冊となりました。
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by akimaru21 | 2011-09-02 23:19 | BOOKS
角田光代 『ひそやかな花園』
幼い頃、毎年サマーキャンプで一緒に過ごしていた7人。
輝く夏の思い出は誰にとっても大切な記憶だった。
しかし、いつしか彼らは疑問を抱くようになる。
「あの集まりはいったい何だったのか?」
別々の人生を歩んでいた彼らに、突如突きつけられた衝撃の事実。
大人たちの〈秘密〉を知った彼らは、自分という森を彷徨い始める・・・。

親と子、夫婦、家族でいることの意味を根源から問いかける、
角田光代の新たな代表作誕生。

a0027412_7121736.jpg「八日目の蝉」の続編?
・・・なんて何の予備知識もなく読み始めたので全く違う内容に戸惑う私。デリケートな問題を扱っているだけに、読者の受け止め方は大きく分かれそうな気がするも、登場人物の中で唯一好きになれなかった後ろ暗い紗有美がエピローグで前向きになれたことがわかり、ほっ・・・。
印象的だったのは、作家・光太郎の「きみが触るもの、味わうもの、ぜんぶ人と違う。・・・きみがいなければ、きみの見る世界はなかった。」という台詞。「あるがままの自分でいいんだよ」と言われたような気がして弾ならずとも自分までが背中をそっと後押しされたように勇気をもらえました。
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by akimaru21 | 2011-08-27 07:03 | BOOKS
貴志祐介 『悪の教典』 上・下
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とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、
その凶行は誰が止められるのか・・・
ピカレスクの輝きを秘めた戦慄のサイコ・ホラー


簡単にいうと、天才的な頭脳を持つ教師が、実は共感する能力を持たない殺人鬼でその本性が次第に明らかになっていく・・・というお話。
テンポよく展開する話に「えっ!」「ええ~っ?!」と興味を惹かれ、分厚い上下巻も飽きることなく読み進めることが出来ましたが、あまりにも多くの人が殺されてしまったせいか読後感はいまひとつ。
心理学を応用して相手の思考を操ったり、冷静な状況分析かつ、適切な判断で周囲の人間を自分の意のままに動かしていく様子には空恐ろしさを感じつつも思わず感心してしまいます。こんな人がいたら恐ろしいな。けど、殺人まではせずともやはりこういう人っているんですよね、きっと・・・。せめて私の周囲にはいないことを祈ります。
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by akimaru21 | 2011-08-13 18:02 | BOOKS
佐藤文昭 『吃音センセイ』
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「病気で入院しているお母さんが、死んでしまうかもしれない……」そのショ ックで吃音になってしまった5歳の少女、京子。言葉がうまく出てこないことか ら、いじめられてくじけそうになったのを救ってくれたのは、同級生との淡い 恋であり、大学で出会った恩師でした。やがてハンデを克服して小学校の国語 の教師となった京子は、思いがけない場所で初恋の人と再会し……。


表紙の桜のやさしいイラストに心を惹かれて手にした作品。
吃音というのは知ってはいるものの身近にいなかったということで吃音の人が抱える苦しみや悩みを想像することもなかったのである意味衝撃的でした。実話が基になっているというだけあって心を鷲づかみにされた感じです。
私のように吃音をよく知らない人にも「吃音でこんなふうに悩んでいる人がいるんだよ」ということを知って欲しいなと思います。
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by akimaru21 | 2011-08-01 19:59 | BOOKS
伊坂幸太郎 『砂漠』
入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決…。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれ成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。 a0027412_10305414.jpg


モラトリアムと言われる大学生活を終えるといわゆる社会人になるわけで、その世界がまるで「砂漠」のようだということだったんですね。まぁ、確かに・・・

登場人物5人のそれぞれがみんな魅力に溢れているのがいい。中でも私は鳥井くんと南さんが好き。

遥か昔の自分の大学生活なんかもちらっと思い出したりしながら楽しく読ませていただきました。
私もまだまだ頑張らなくちゃ!
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by akimaru21 | 2011-06-21 10:42 | BOOKS
謎解きはディナーの後で
主人公は、国立署の新米警部である宝生麗子ですが、事件を解決に導くのは、執事の影山です。
彼は、いくつもの企業を擁する世界的に有名な「宝生グループ」、宝生家のお嬢様麗子のお抱え運転手。本当は、プロの探偵か野球選手になりたかったという影山は、謎を解明しない麗子に時に容赦ない暴言を吐きながら、事件の核心に迫っていきます。
ユーモアたっぷりのふたりの掛け合いが楽しい連作ミステリー。


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すごく売れていると聞いて早速読んでみたのですが・・・
う~ん、これはいまひとつかな?
つまらないという訳ではなく、電車の移動中に読むには申し分はないのだけれど、読んだ後に何も残らないっていうのが正直な感想でしょうか。

ドラマ化されるっていう話もあるようですが、私にはどうしてこの本がそんなに広く指示されるのかわかりません!
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by akimaru21 | 2011-06-08 20:06 | BOOKS